第9回バッテリ研究部会が開催されました

会員・報道機関各位

 皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さる7月11日(水)に第9回バッテリ研究部会が開催されましたので、
下記の通りご報告いたします。 

        「記」    
                                                           
〇日時:2018年7月11日(水)15:30~17:00
〇場所:文京区本郷 東京大学 情報学環 福武ホールB2F ラーニングスタジオ
〇出席者
 株式会社 光岡自動車 砂田様
 JFEエンジニアリング株式会社 七種様
 株式会社ダイセル 若槻様 
 新明工業株式会社 松橋様 川部様
 丸紅株式会社 菊武様
 東京電力株式会社 唐鎌様

〇APEV
 佐藤部会長(理事)、田嶋代表理事、草加理事 事務局:上荒磯局長代理、荒
木次長、安嶋

〇議題:
1)バッテリ研究部会の活動紹介:佐藤部会長
 平成28年12月に発足した「バッテリ研究部会」の趣旨、組織、研究部会開催状
 況、検討事項、外部機関との意見交換状況、部会の活動方針について佐藤部会長
 が報告した。
 [資料は会員SNS参照]
 今後の活動方針は、「コンバージョンEVのガイドライン」REESS関連部分の改
 訂、バッテリ電気自動車の安全規則(No.100)のREESS要件追加に対応するRESS
 サブシステムについて試験も含めた検討を行うこととした。

2)東芝Li電池システムの現在と将来、R100対応について
 東芝インフラシステムズ株式会社 産業・自動車システム事業部 電池システム
 統括部 電池技術部 小野 修史(おのしゅうじ)様よりご講演を頂いた。
 [資料は会員SNS参照]
 東芝インフラシステムズ株式会社の概要説明、リチウムイオンバッテリ SCiB
 の説明、R100対応のお話を頂いた。長寿命化出来る技術的説明、また、使用事
 例及び新たに開発された電池や今後期待される電池についてのお話しも頂いた。
 質疑応答においては、電気自動車のネックとも言われる電池の劣化による一充
 電走行距離の低下が、電気自動車の普及を妨げる1要因との考えについて、バッ
 テリの劣化に対する活発な意見交換が有った。また、現在市販されているEVの現状
 についても意見交換がなされた。

3)その他事項の情報交換
 ・「現在、APEVはバッテリ及びバッテリシステムに関する技術支援は有るが、
  電気自動車全般に関わる技術支援をして欲しい」との要望が有った。
  
 ・会員企業の情報発信についてAPEVから発信して頂けないか、とのご要望が有
  ったが、「APEVの会員専用NSに会員企業が書き込めるページが有るのでそこで
  お願いしたい」との説明が事務局からあった。

4)今後の進め方
 ・次回研究部会は9月頃を予定しているが、日時についてはメールでご案内す
  る事とした。
 ・電気自動車全般に関わる会員企業に対する技術支援対応について、APEV理事
  会で検討したい。

★写真入りの報告書はこちら: (https://www.apev.jp/news/20180720_01.pdf)

★講演会の資料は会員専用SNSからダウンロードする事が出来ます。

 また、ご入会につきましては下記をご覧下さい。
---------------------------
お問合せ:一般社団法人 電気自動車普及協会(APEV) 事務局 
〒113-0033 文京区本郷7-3-1東京大学 情報学環・福武ホール
TEL:050-3736-8325 FAX:050-3153-2686  E-mail: info@apev.jp
---------------------------

月別 アーカイブ

このブログ記事について

このページは、WebMasterが2018年7月20日 09:58に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「電気新聞発行「自由研究ヒントBOOK2018 いろんな発電 大集合」にAPEVが協力」です。

次のブログ記事は「「EVデザインコンテスト カーデザイン ワークショップ」募集開始」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。