APEV技術委員会ウェビナー2021年度第4回開催報告

関係各位

 皆様には平素より弊会の活動にご協力賜り心よりお礼申し上げます。
弊会の技術委員会は2021年度からWebにより会員の皆様に情報提供を行う事と致
しました。
その第4回として下記の講演をウェビナーで行いましたのでご報告いたします。

■開催日時:2022年2月25日(金)13時30分~15時

■開催場所:マイクロソフトTeamsによるウェビナー

■プログラム:
13:30~5分間 開始宣言/代表理事挨拶
13:35~35分間 超小型電動モビリティによる地域経済圏創出」
        Future(株)CEO 井原 慶子 様
14:10~5分間 上記に対するQ&A
14:15~5分間 休憩
14:20~15分間「海外展示会Future Mobility Asiaのご紹介」
        合同会社International Linkage代表 竹生 学史(たけお まさ
        ひと)様
14:35~15分間「コンバージョンEVに係るR100-02の適用範囲」  
        国土交通省関東運輸局自動車技術安全部技術課 今泉 良明 様
14:50~5分間 上記に対するQ&A
14:55~3分間 技術委員会担当理事お礼
14:58~2分間 集合記念写真

■ご出席者 【企業・団体】アイウエオ順
愛三工業(株)、(株)iidack、伊藤忠エネクス(株)、International Linkage、
群馬大学、国土交通省関東運輸局自動車技術安全部、新明工業(株)、住友電工
(株)、中日電熱(株)、dmg event社、(株)TGMY、テュフラインランドジ
ャパン(株)、トヨタ車体(株)、日本EVクラブ、(株)日吉回漕店、フィアロコ
ーポレーション㈱、㈱Future、マサル工業(株)、丸紅(株)、マルヤス工業(株)
、(株) 水上パーツ商会、ヤマハ発動機(株)

■内容:
◎代表理事 田嶋 伸博 挨拶
 ウクライナ情勢が大変な中で予定通り技術委員会ウェビナー第4回を行うこと
が出来ました。井原様・竹生・今泉様から貴重なお話を伺う事に感謝します。
井原様は以前からモータースポーツで活躍されAPEVの活動にもご協力頂いていま
す。
APEVは発足当時からコンバージョンEVのガイドラインや教本を国土交通省様と制
定し、安全なEVの普及に取り組んできたので、国土交通省様から説明を頂けるの
は有難いです。世界情勢が騒がしい中ですが、ご参加の皆様にはこの時間を有効
に使って下さい。

◎講演1「超小型電動モビリティによる地域経済圏創出」
 Future(株)CEO 井原 慶子 様から下記内容をスライドで説明があり、その後活
発な質疑応答があった。この発表資料はAPEV会員専用SNSで公開します。

・発端は2020年5月の緊急事態宣言。地域の商店から「人と接触せずに移動する
ニーズ」を提示された
・既存産業にモビリティを掛け合わせた、地域課題解決型プラットフォームを企
画した
・パーソナルモビリティ+DXプラットフォームで脱炭素・MaaS・シェアリ
ングを愛知県春日井市で実証実験
・慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科の学生さんも参画
・電動バイクGoGoは部品メーカーが多い鈴鹿市で組み立てし、部品国産化率70%
程度 
・モビリティシェアの分類:1)大都市型 2)郊外型 3)リゾート型
・実施モデル地域:三重県VISON、福島、茨城、岸和田、伊豆、四日市、恵那市
・まとめ:Future(株)のビジョンは「Future Grid 2030」で地域経済圏創出。
 EVが当たり前の時代になり、APEVもこれからが大切になる。皆様と一緒に頑張
りたい

◎講演2「海外展示会Future Mobility Asiaのご紹介」
合同会社 International Linkage 代表 竹生 学史(たけお まさひと)様からス
ライドで説明があった。この発表資料はAPEV会員専用SNSで公開します。

・タイのEV市場について説明:タイのEVは2036年に累計120万台と予測。タイ・
ナショナルEVポリシー委員会会長は、2030年までに少なくとも自動車の30%をEV
にする目標(30 by 30 Policy)を掲げている。
・FMAの開催概要:タイ・エネルギー省支援でEV等のロードモビリティのショー
&カンファレンスをリアル開催
・会期:2022年7月20日(水)~22日(金)
・会場:タイ・バンコクBITEC展示会場
・出展対象:EVを始めとするクリーンモビリティと関連最新技術
・出展者数:100社以上
・出展面積:15,000平米
・来場対象:業界関係者、ASEANの関係閣僚、輸送関連業界など
・来場者数:10,000名以上
・同時開催展示会: Future Energy Asia
・出展問い合わせ先:竹生 学史  Mail: masahito.takeo@intl-linkage.co.jp  
          Mobile:080-1396-9902

◎講演3「コンバージョンEVに係るR100-02の適用範囲」  
 国土交通省関東運輸局自動車技術安全部技術課 今泉 良明様からスライドで説
明があった。この発表資料はAPEV会員専用SNSで公開します。

・改造電気自動車に適用される保安基準適用年月日の説明
(四輪車)
1)平成24年6月30日までに改造等により、電力により作動する原動機を有する自
動車とした自動車
2)平成24年7月1日から平成26年6月22日までに改造等により、以下同文
3)平成26年6月23日から平成28年7月14日までに改造等により、以下同文
4)平成28年7月15日から令和5年8月31日までに改造等により、以下同文
5)令和5年9月1日以降に改造等により、電力により作動する原動機を有する自動
車とした自動車(二輪車)
6)令和2年1月19日までに改造等により、電力により作動する原動機を有する自動
車とした自動車
7)令和2年1月20日以降に改造等により、電力により作動する原動機を有する自動
車とした自動車
・自動車の製作日/電気自動車に改造した日/改造後、初めて新規検査等を受けた
日等の組み合わせで、パターンを6つに分けて説明があった。
・その後事前に会員から寄せられた質問に回答があった。

◎技術委員会担当理事 佐藤 員暢 挨拶
 本日ご参加の皆様及び井原様・竹生様・今泉様にお礼を申し上げます。
井原様からは電動バイクを使ったMaaSの多くの事例紹介があり、竹生様からはタ
イバンコクで7月に行われるFMA展示会のご説明を頂きました。
今泉様からは改造電気自動車の保安基準適用日について事例ごとに詳しく説明い
ただき参考になりました。
技術委員会は今年度ウェビナーを4回行いましたが来年度も4回計画しています。
次回5月の講演内容は検討中であり、自薦他薦をお待ちしています。日程が決ま
り次第知らせしますので、皆様のご参加をお待ち申し上げます。

★写真付きの報告書はこちらhttps://www.apev.jp/news/APEV2021%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E7%AC%AC4%E5%9B%9E%E6%8A%80%E8%A1%93%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%93%E3%83%8A%E3%83%BC%E9%96%8B%E5%82%AC%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8%E6%A1%88.pdf

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このブログ記事について

このページは、WebMasterが2022年3月 3日 09:22に書いたブログ記事です。

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