関係各位 皆様には平素より弊会の活動にご協力賜り心よりお礼申し上げます。 弊会の技術委員会は2021年度からWebにより会員の皆様に情報提供を行う事とい たしました。 2022年度もその第6回として下記の講演をウェビナーで行いましたのでご報告い たします。 写真付きの報告書はこちらをご覧ください https://www.apev.jp/news/2022年7月第6回技術委員会ウェビナー開催報告書.pdf ■開催日時: 2022年7月29日(金)13時30分~15時20分 ■開催場所:マイクロソフトTeamsによるウェビナー ■プログラム: 13:30~5分間 開始宣言/佐藤 員暢 理事挨拶 13:35~40分間 「カーボンニュートラルに向けた世界の自動車産業の戦略と 課題~ 電動パワートレインとCN燃料 ~ 」 (株)SOKEN エグゼクティブフェロー 古野 志健男 氏 14:15~5分間 上記に対するQ&A 14:20~5分間 休憩 14:25~40分間 「超小型BEV C+podについて」 トヨタZEVファクトリー 主幹 川坂 亘史 氏 15:05~5分間 上記に対するQ&A 15:10~ 3分間 田嶋 伸博 代表理事挨拶 15:17~ 3分間 閉会宣言/集合写真 ■ご出席者 【企業・団体】アイウエオ順 愛三工業㈱、アスクル㈱、㈱エクセディ、エコス環境財団、岡山科学技術専門学 校、キムラユニティー㈱、コアテック㈱、小牧市産業クラスター推進協会、コン チネンタル・オートモーティブ㈱、上海チ達科技発展有限会社、新明工業㈱、全 日空モーターサービス㈱、㈱ダイヘン、中日電熱㈱、㈱デジタルツインズ、名古 屋市、日産自動車㈱、日本バーズ㈱、日本パナトロニック㈱、日野自動車㈱、マ ルヤス工業㈱、モーターマガジン社、ヤマハ発動機㈱ ■内容: ◎ご挨拶:技術委員会担当 佐藤 員暢 理事 本日は、ご多用中第6回技術委員会ウェビナーにご参加下さりありがとうござい ます。 会員の皆様には、APEVの活動に多大なご支援を賜り感謝申し上げます。 昨今大変厳しいCOVID-19の下でAPEVは事業を止める事なく、地域eモビリティ 推進委委員会及び国際学生"社会的EV"デザインコンテスト2022と並んで 技術委員会を開催しております。 本日は(株)SOKEN エグゼクティブフェロー 古野 志健男様及びトヨタZEV ファクトリー の川坂 亘史様から、貴重なお話を伺います。 最後までご視聴頂きますようにお願い申し上げます。 ◎講演1「カーボンニュートラルに向けた世界の自動車産業の戦略と課題~ 電動 パワートレインとCN燃料 ~ 」 (株)SOKEN エグゼクティブフェロー 古野 志健男 様から下記内容をスライド で説明があり、その後質疑応答がありました。 この講演ビデオと発表資料はAPEV会員専用SNSで公開します。 <目次> 1.自動車産業の潮流と戦略:Fit for 55法案でOEM各社BEV投入計画を加速:日 米欧主要OEM各社の戦略を個別に解説 世界の電動車(PHEV、BEV)シェアの推移 2.世界の自動車産業の課題:全世界で桁違いの電池生産量は造れるか? BEVは LCAでホントに嬉しいか? BEVやバッテリーに多大な投資資も、世界のOEMの本音は? (ア)Liイオン電池価格の推移:2022年は上昇へ。 (イ)電池生産計画の爆発とレアメタルの供給不足 (ウ)LCA視点のCO2排出量比較(Volvo試算) (エ)パワートレイン戦略の変化点 3.エネルギー変革とCN燃料:エネルギー需要が増す中、再エネ電力は賄えるの か?カーボンニュートラルに向けたCN燃料の必要性と課題は?それに対して 世界での最新動向は? (ア)世界の再生エネルギー政策 (イ)日本第6次エネルギー基本計画案(~30年) (ウ)経産省が考えるカーボンニュートラル実現への技術 (エ)液体CN燃料の必要性 (嬉しさ) (オ)質量エネルギー密度の⽐較(電池の課題) (カ)カーボンニュートラル燃料の種類と普及への課題 (キ)日本でのe-fuel価格のケーススタディ (ク)米国DoEの水素エネルギー戦略 (ケ)e-fuelプロジェクトの最新動向:マックス・プランク研究所の見解と欧州の 供給シナリオ (コ)バイオ燃料の最新動向 (サ)日本のCN燃料研究動向 4.持続可能なパワートレインとは?:BEVはホントに持続可能なモビリティか? LCA-CO2排出量でパワートレインを比較。持続可能なパワートレインは? (ア)MAHLE:LCAでのパワトレ毎のCO2排出量試算 (イ)CNに向けた持続可能なモビリティ社会の実現 (ウ)CNに向けたパワートレインとエネルギーシナリオ:BEV/e-fuel/DHE= Dedicated Hybrid Engine組み合わせ(42nd International Vienna Motor Symposium April 2021) ◎講演2「超小型BEV C+podについて」 トヨタZEVファクトリー 主幹 川坂 亘史 様からスライドで下記の説明が あり、その後質疑応答がありました。 この発表資料は申し訳ありませんが非公開です。 1)超小型モビリティについ ・皆様と作っていきたいBEVの世界 ・トヨタにおけるゼロエミッションビークルのマップ ・超小型モビリティのコンセプト:生涯を通じて移動をサポートする ・歩行領域BEV 2)C+pod車両概要 ・C+podのビデオ「C⁺pod Style~C⁺podのある生活~」 https://www.youtube.com/watch?v=0Ch1eU3TR8U ・型式指定車:軽自動車と第1種原動機付自転車(ミニカー)の中間 -パッケージ・装備:充実した安全装備=プリクラッシュセーフティー・パーキ ングサポートブレーキ・SRSエアバッグ・VSC・TRC・EBD付ABS -内外装:衝突安全専用シャシーフレーム+パイプフレームアッパーボディー+ 樹脂外板(着せ替え可能) -充電システム:プリウスPHVシステム使用、床下搭載Lib 9.06kWh、外部100V 給電1.5kw付 -生産:元町工場に専用ライン、多能工による40台/日 3)販売方法とお客様の声 ・リース専用車Gグレード171万円、補助金(国35万円+シェアリング45万円、そ の他地方自治体) ・自治体と法人の活用:普及促進ネットワーク、フードデリバリーサービス ・法人80%/個人20% *最後にトヨタZEVファクトリー寺澤 裕子 様から、「C+podについてご興味 のある方はAPEV事務局経由でトヨタZEVファクトリーに連絡をお願いしたい」 との案内がありました。 ◎代表理事 田嶋 伸博 挨拶 本日ご参加の皆様及び古野様・川坂様にお礼を申し上げます。 古野様の「カーボンニュートラルに向けた世界の自動車産業の戦略と課題~ 電 動パワートレインとCN燃料 ~ 」は、EV以外のCNの方策について説明されまし た。 川坂様のC+podはトヨタ様がパイプフレームで車体を作られている事に驚きまし た。 今後試乗会などのご要望があればトヨタ様にお願いしますので、APEV事務局に お申し付け下さい。 技術委員会は今年度ウェビナーを4回(今回・7月・11月・2023年2月)計画して います。 11月以降は検討中ですので、自薦他薦をお待ちしています。 ※一般社団法人 電気自動車普及協会では、引き続き会員を募集しております。 ●トップページ https://www.apev.jp/ ●入会ご案内ページ https://www.apev.jp/entry/ ●正会員(企業向け):年会費 1口10万円 賛助会員(個人向け):年会費 1口1万円 特別会員(行政機関・官公庁・マスコミ関係者様向け):年会費 無料 ※お問い合わせ:一般社団法人 電気自動車普及協会 (APEV) 技術委員会 事務局 〒153-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学 情報学環・福武ホール TEL:050-3375-4937 FAX:050-3153-2686 E-mail:info@apev.jp Website: https://www.apev.jp/
2022年8月アーカイブ
関係各位 APEVは2013年から2019年まで計4回、東京モーターショーの開催時期に合わせ 2年毎に「国際学生EVデザインコンテスト」を実施して参りましたが、世界に蔓 延しているCOVID-19への対応として、2021年は延期し2022年に大幅にリニューア ルした第5回を開催しております。 1次審査が行われ、作品を提出した82チーム(日本12校24チーム、海外3か国55 校58チーム)の中から通過チームが決定しましたので発表致します。 通過した18校26チームの内訳は、インド:8校8チーム、日本:10校18チームです。 通過チームの詳細はこちらをご覧ください https://www.apev.jp/news/APEVデザインコンテスト1次審査結果リリース最終.pdf ★1次審査を通過したチームの学生には8月9日(火)に行われる当コンテストの特 徴であるワークショップⅠに参加する権利が与えられ、2次審査へ向けて作品のブ ラッシュアップに励んで頂くことになります。 今回のコンテストではテーマを「"社会デザインとEV"2040の提案」と題し期限を 明示したテーマを設定致しました。我々は、EVの役割を単なる移動体の観点から ではなく、人々の生活に必要不可欠なモビリティとしての在り方、そして人々の 豊かな暮らしとは何かを考えるコンテストにすべきだと結論付けました。 よって、コンテストの評価軸を以下のように変更しています。 [旧] 「スタイリング(優先:デザインの完成度)+コンセプト(デザインの説 明:ストーリー)」 [新] 「2040年の社会デザイン(優先:課題発掘)+コンセプト(解決策)+デ ザイン(説明としてのビジュアル)」 環境問題や自然災害・移動の安全・エネルギーなど喫緊の課題及び、サービスを 中心とした新しい社会システムの構築に関した「社会デザイン」を選びました。 コンテスト概要+++++++++++++++++++++++++++++ 名称:国際学生"社会的EV"デザインコンテスト2022 目的:社会デザインとEVの可能性の研究を通して、次世代を担う融合型人材の 育成 体制 主催:一般社団法人 電気自動車普及協会(APEV) 後援:環境省、経済産業省、国土交通省、公益社団法人 自動車技術会、 東京大学大学院情報学環、東京都、一般社団法人 日本自動車工業会 (一部申請中50音順) 協賛: 【1次協賛】(50音順) カーデザインアカデミー(ブランド名) (株)ベネッセホールディングス CCCマーケティング(株) デル・テクノロジーズ(株) 日野自動車(株) 日本アイ・ビー・エム(株) MONET Technologies(株) (株)ワコム 【2次協賛】募集中(協賛パッケージは、事務局にお問い合わせください) 協賛金:ゴールド500万円、シルバー250万円、ブロンズ100万円(+ 消費税) 組織:EVデザインコンテスト実行委員会(APEV内組織) 委員長:山下 敏男(APEV理事、INTERROBANG DESIGN 株式会社代表) 副委員長:有馬 仁志(APEV理事、有馬マネジメントデザイン株式会社代表取 締役社長、横浜スマートコミュニティ代表) サポーター:APEV会員・協賛等から公募 事務局:一般社団法人 電気自動車普及協会(APEV) 審査委員: 審査委員長:藤原 洋:APEV 理事、株式会社ブロードバンドタワー代表取締役 会長兼社長CEO、株式会社インターネット綜合研究所代表取締役 審査委員:(敬称略、50音順) 安藤 忠雄:建築家、東京大学特別栄誉教授 井原 慶子:Future(株)CEO、カーレーサー、日産自動車㈱取締役 ジャン ファン:広州自動車グループ デザイン担当副社長 竹岡 圭:モータージャーナリスト、日本自動車ジャーナリスト協会副会長 松本 博子:女子美術大学 理事 副学長 研究所長 芸術学部 デザイン・ 工芸学科 教授 パトリック ル ケモン:デザイナー、元ルノー デザイン担当副社長 脇田 玲:アーティスト、慶應義塾大学 環境情報学部 教授 田嶋 伸博:APEV代表理事、(株)タジマモーターコーポレーション 代表取締 役会長兼社長/CEO 賞金・賞品(申請中) 最優秀賞最優秀賞:20万円+賞状 環境大臣賞 :10万円+賞状 経済産業大臣賞:10万円+賞状 国土交通大臣賞:10万円+賞状 協賛団体賞:協賛団体から提供される物品等+賞状 全体日程(日程は予告なく変更される事があります) 2022年8月:協賛二次募集〆切 2022年8月1日:一次審査結果発表(今回) 2022年8月9日:ワークショップⅠ開催 2022年9月5日:二次作品提出締切 2022年9月21日:二次審査結果発表 2022年10月9日:ワークショップⅡ開催 2022年10月18日:最終審査&表彰式及び APEV シンポジウム開催* *東京モーターショー(2022年は開催せず)に代わりCEATEC2022と連携を行う 2023年3月中旬:報告会 ++++++++++++++++++++++++++++++++++ 【実行委員会連絡先】 一般社団法人 電気自動車普及協会(APEV)内 〒113-0033東京都文京区本郷7-3-1 東京大学 情報学環・福武ホール TEL : 050-3375-4937 E-MAIL : contest@apev.jp